映画「たゆたえども沈まず」
東日本大震災から10年
1850時間の映像から紡ぐ記録映画
テレビ岩手のカメラが撮り続けた10年間の記録
2011年3月11日。
この日、震度7の地震と津波が東北地方を襲いました。
未曾有の大災害をもたらした東日本大震災です。
わたしたちは震災直後から被害の状況、被災者の安否をテレビ放送を通じて伝え続けました。
あれから10年。
がれきの山はなくなり、防潮堤が整備され、低い土地はかさ上げされてそこに新たな街ができました。
しかし、復興は終わったわけではありません。あの日から生活が一変した人々は、今なお、もがき、揺れ動き、大きなうねりの中に身をゆだねながらも懸命に生きています。
テレビ岩手が10年にわたり取材し、伝え続けてきた東日本大震災をこれからも後世につないでいくため、私たちは「映画」として想いを残すことにしました。この映画はドラマではありません。様々な考えを批判するものでもありません。そこで暮らす人々の10年間の生きざまを切り取った真実の記録です。
どうか目を閉じることなく現実をみてください。そこに生きる人々の想いを知ってください。
被災地の放送局として、カメラを向けた責任を持つものとして、膨大な映像と人々の想いをどう生かしていくのか―。そんな想いを込めて、東日本大震災の映画を製作しました。
それぞれの10年、わたしたちの10年。ふたたびのビデオレターを、いま、あなたに届けます。
*パリ市の紋章にはラテン語で “Fluctuat nec mergitur”と書かれている。
意味は「揺れはするが、沈まない」 そう、「たゆたえども沈まず」。
《つづけよう、復興ハート!》この映画の収益金はすべて被災地復興のために寄付します。
2021年/日本/103分/16:9/カラー/DCP/ドキュメンタリー
https://www.tvi.jp/tayutaedomo
★2021年3月5日〜 岩手・宮城・福島ほか全国順次公開
★自主上映貸出中
【問い合わせ先】
株式会社テレビ岩手 事業部
TEL:019-624-1188(平日 午前10時~午後5時)
メールフォーム:https://www.tvi.jp/tayutaedomo/inquiry/
ナレーション 湯浅 真由美
取材協力:取材に応じて頂いた皆さん 三陸鉄道株式会社 有限会社宝来館
撮影:田中 進
取材 :三浦 裕紀 テレビ岩手報道部 NNN取材団
リポート:小山晴美 高橋美佳 柳田慎也 藤村潤哉 上屋敷益元 小形恵一 晴山浩 藤村惠一
アナウンス:柴柳二郎 古舘友華
ドローン撮影:上屋敷大輝
構成・編集:佐藤幸一
音楽:馬場葉子
ミキサー:浜口崇
美術:佐々木款
タイトルデザイン:杜陵高速印刷株式会社
後援:岩手県 岩手県教育委員会
協賛:株式会社アート不動産 株式会社エヌティーコンサルタント セイコーホールディングス株式会社
株式会社東北銀行 トヨタカローラ岩手株式会社 株式会社三ツ星商会
特別協力:読売新聞社
制作協力:日本テレビ放送網株式会社 株式会社宮城テレビ放送 株式会社福島中央テレビ
配給宣伝アドバイス:ウッキー・プロダクション
総指揮:榧野信治
チーフプロデューサー:畑山篤
プロデューサー:藤原哲也 晴山浩
「たゆたえども沈まず」実行委員会:池田学 石川亮 青山尚之 小形恵一
監督:遠藤隆
企画・製作:テレビ岩手 © 2021テレビ岩手